上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Leatitiaのこと

わたしよりひとつ年上のLeatitiaはすんごいかわいい。

彼女は製本工芸のアーティストで、本はもちろん、絵画も
大好き。そして猫が大好き。

ご主人は5つ年下のFabien。
LeatitiaはFabienの写真いっぱい持ってた。
家族の写真もいっぱい持ってた。

Leatitiaの携帯の待ち受け画面はマリー・アントワネット。

マリー・アントワネット好きなわたしは、
Leatitiaがマリー・アントワネットフリークだと知らなかった頃、
ヴェルサイユがすごく好きだという話は聞いていた。

「本当にきれいよ!」

と話は聞いていたが、私はフランス人がマリー・アントワネットを
どう思っているのかわからなかったのであえてその時は聞かなかった。

フランス人だからこそマリー・アントワネットが嫌いという方が納得がいくからである。

しかし彼女は違った!

むしろ元祖マリー・アントワネット好きだった(笑)

Leatitiaが高校生の頃

「18世紀の人物について4枚、レポートを提出しなさい」

という課題が出たらしいのだが、彼女は迷わず題材にマリー・アントワネットを挙げ、

なんと50枚のレポートを書きあげたらしい !!!

すごい ! 本当にすごいと思った !
そのレポートは今でもお母さんが実家に置いているらしい。家宝やな(笑)

Leatitiaいわく、ちょっと前に公開されたソフィア・コッポラの映画
「マリー・アントワネット」のおかげで彼女のイメージはちょっとよくなったとか。

それまでは多くのフランス人にとってマリー・アントワネットはやっぱり…
な存在だったようです。Leatitia自身、「マリー・アントワネット好き」というのは
少数派だったと言ってました。


そして彼女が以前飼っていた金魚の名前が

「ヴィヴィアン・リー」と「クラーク・ゲーブル」だそうです。

その話をしてた時に「見た? Gone with the Wind!?」と聞かれたのですが
はい、もちろん。私のこの世で一番好きな映画のひとつですから(笑)


わたしには一番好きな映画がふたつあって、それは
「風と共に去りぬ」と「ベティ・ブルー」です。


国が違うのでふたつという事で勘弁してください。
とてもじゃないけどどちらかを選ぶなんてことできません !

「風と共に去りぬ」はとにかく人物に惚れてます。
スカーレット・オハラ大好きです。レット・バトラーのような人を探してます(笑)

レット・バトラーと真山徹、加持リョウジ。共通したものがないですか(笑)

何回も観ましたが、確か去年の始めごろ、久しぶりに観た時に

私ってスカーレット・オハラの影響受けまくってんな!!!

と自分でもびっくりしました。

明日は明日の風が吹くし、やると言ったらやるんです

時すでに遅しな人生にならぬよう、フランスへ来たわけですが。
(十分遅いけど・・・)

対して「ベティ・ブルー」は映画の雰囲気に惚れてます。
美しすぎるのです。わたしのピアノ好きはこの映画の影響もあるかもしれない。

でね(話逸らしすぎ)Leatitiaも好きなんだろうね、すごい力んだ説明だったから。


この共通点はなんだと(笑)


ただLeatitiaには「わたしも好き!」とは言ったものの、どちらも
そこまで好きというのは伝わってないと思う。
そこはまた会えたときに伝えたいなぁ。

ところで、Leatitiaの金魚。

クラーク・ゲーブルはヴィヴィアン・リーに
食べられたらしいよ。


これがマジでウケた(笑)
スポンサーサイト
そして最後の二日間はLeatitiaも一緒でした。
夕食を3人で取ります。

月曜日の夜は修道院跡の色々な設備を担当している男性が
MaryseとLeatitiaと話していました。
内容はさっぱりわからないものの、夕食の時間なので
会話の席には参加して、頑張って話を聞いていました。

そこでLeatitiaが「何座?」と全員に聞きます。

わたし山羊座。

と答えると

「山羊座?1月?何日?」

と聞かれ、わたしが実はMaryseの家で誕生日をすでに
迎えていたことがバレます(笑)

「もー言いなさいよ~」的な会話になりましたが、
なかなか言えるものではないでしょう?日本人のみなさん(笑)

翌日の夜の食事はLeatitiaが用意してくれました。
3人で食事をしていて、私がソルボンヌの入学手続きに行くこと、
パリに住んだらこんなとこ行きなさいよ、いいわよ。
てかパリで一緒に食事しよう!など色々話しました。

そして突然Leatitiaが
「私の住んでるとこインターネットで見せてあげるわ!」
と言ってMaryseの書斎に行きます。私もついていきます。
ほら!と見せてくれた町はとってもきれいで、南仏らしい町でした。
ねーいいでしょーと言ってそのままダイニングに戻ると!なんと!

DSCN0305.jpg

ケーキがあるーーーーー!!!!!
「Bon Anniversaire!」
と言ってサプライズでバースデーケーキを用意してくれていたのです!

なんかもう結構泣きそうになりました。
そしてケーキには「32」のでっけーローソク(笑)
そしてCrémant de Bourgogne、
絵本までプレゼントしてくれました!

二人とも本が大好きで、よく作家の話や本の話をしていて、
Maryseの二番目の息子さんは本を出版もしてます。
なので本のプレゼントは本当にうれしかったです。

3人で写真を撮って、自宅にネット環境が整ったら送るから!
と約束をし、何度もお礼を言ってその日は休みました。

Leatitiaと連絡先の交換もしましたが、彼女は文化人らしく
コンピューターはまったくわからないとのこと(笑)
旦那さんに聞くわ!と言ってました(笑)

わたしがここBourgogneで出会った二人のフランス人女性。

彼女たちはとても温かくて、わたしは二人と出会えたことを本当に
うれしく思います。そして二人への恩返しは・・・

やはりフランス語をがんばることでしょう。

残っている3日分のレッスンは後日もう一度やることになりました。
「春ごろにやりましょう。またいらっしゃいと」
言ってくれたMaryseに本当に感謝しています。

こんなわたしに何度も

「あなたはいい生徒だから、大丈夫よ、がんばって」

と言ってくれたMaryse。

お母さんからのお願いよ、と言ってパリでの生活を心配して
アドバイスをくれたMaryse。
こんなに素敵な出会いが私の人生に訪れたことに、
フランスへ送り出してくれた家族に、先輩に、友人に、仲間に


感謝!

RSCN0309.jpg
2009.02.19 転換
Maryseの家に滞在すること2週間。
わたしはMaryeからある提案を受けます。

仕事はどうするの?
まずフランス語をしっかり勉強してからのほうがいいんじゃない?

と言われます。
私もこのまま仕事を探すのも、ちょっと厳しいし
どうしよう・・・と思っていました。

Mayseのレッスンはかなりシンプルな方法で、
15日間で1年分の文法の授業を終えます。
しかしそれではわたしの経験不足なおつむはついていきません!

Maryseは
「パリでフランス語を学ぶならソルボンヌね!
 パリカトリックもいいけど、ソルボンヌがいいわ!」
と言い、私も聞いたことのあるその大学の話をしてくれました。

その日の午後、私はMaryseのPCを借り、
ソルボンヌ大学の文明講座について、調べました。
文明講座は、パリの文化とフランス語の習得を目的とした講座で
初心者から上級者まで、細かくクラス分けされて行われます。

日本人比率は全体の13%程度。
そして価格も安い!
私が希望する春季フルタイム・週20時間、3ヵ月強で
1400ユーロ!
むむむ!これは!通ってみたい!
と思い、それから色々調べ、Maryseにもソルボンヌに行きたい
と話すと彼女は賛成してくれ、すぐに申し込み方法も
調べてくれました。

そこで必要とわかったのは
高校の卒業証明書。
もらいに行かなくちゃいけません・・・
しょうがないので家族に頼み、週明け月曜日朝一で母に
もらいに行ってもらいました。
とりあえず、手続きが遅れるといけないと思い
Web Site上で授業料を払い、仮申し込みを済ませました。

日本から事前に申し込みする人は、学生ビザの申請があるので
結構前もって色々手続きが必要らしいのですが、
私はワーホリビザ。たしかワーホリは滞在許可証も
いらないし・・・と色々情報不足なのを友達や家族に
協力してもらい、少しずつ不透明なものを明確にしていき、
不安を解消すると同時に、住居に関する不安が生まれてきます。

Maryseのお友達で一泊20ユーロのB&Bをされていらっしゃる方が
いると聞いてましたので、あいている部屋があるか聞いてもらったところ
NG
すでにふさがってました・・・

Maryseは手続きが始まる22日にはパリに戻り、日本から送られてくる
卒業証明書の受取ができるように知人をあたってくれました。

そして郵便物の送り先にしてもいいよと言ってくださった
あるフランス語教師のマダムを紹介してくださいます。
そこで1泊50ユーロのB&B、そしてその後はマダムが持っている
ストゥディオを貸してくださるという、とんでもなく
よいお話だったのです。

とりあえず行く先も決まり、一安心でしたが、
私にはまだ2回レッスンが残っています。
Maryseのレッスンはいつ新しい文法を教わるかは言いませんので
わたしはいつ新しい文法を教わり、それと格闘することになるのかと
戦々恐々でした(笑)まぁ結局最後はやられにやられて終わるのですが(笑)
Maryseのお家に滞在している間、勉強ばかりしているわけではありません。

毎日のランチはMaryseがフランスの家庭の味日替わりで用意してくれます。

エスカルゴもラパン(うさぎ)も、ブーダンノワールも
テリーヌ・ド・サングリエ(いのしし)も、どれもとてもおいしかったです。

わたしはもともとフランス料理をやってますから、フランスの
食べ物で食べれないものは多分ありません。

Maryseにも、嫌いなものはないかと聞かれましたが
皆無です。


そして単語はさほど知りませんが、
食材だけはフランス語で理解できます(笑)


これは食べたことある?
これ知ってる?


と色々聞かれますがほぼ知ってます(笑)
Maryseもそれには感心していたようで

「この子はソムリエだからフランスの食べ物も
 いろいろ知ってるのよ。なんでも食べれるの」

と言ってました(笑)


他にも週に2回。近郊へ観光に連れて行ってくれます。
わたしはあいにく到着した翌日から降り出した雪と、
そして若干早くパリへ戻ることになったため3回しか
出かけれませんでした。

一度はMaryseの友人のAnnemarieのうちへ。
彼女は農家さんで料理もとびっきり上手!
家の改装なんかも手がけているらしく、
広いお家はとてもセンスがよかったです。

そこではガレット・デ・ロワをいただき、
そして蚤の市に行き、Annemarieのカーヴも見せてもらいました。

テリーヌや、手作りのコンフィチュール
それに畑で採れた果物で作った
リキュールに、オー・ド・ヴィ!

販売もしていて、彼女が手書きで小さなラベルに
文字を書いたとてもシンプルなボトルが置いてありました。

日本の先輩たちにいいお土産になるぞと思い
送料が結構かかるのですが
まぁこれはもう手に入らないものだし、と思って
思い切って買いました。

わたしもまだ飲んでません!

えー3人の先輩に送りました。

以下の場所で飲めますので、
気になった方は

「アンヌマリーのオー・ド・ヴィください」

と言ってみてください(笑)

1:ウェスティンホテル淡路 コッコラーレ(淡路島)
2:ワインバー リセット(神戸三宮)
3:リュミエール(大阪心斎橋)

以上です。


わたしも帰国したら飲ませてもらいます!


残しといてね(笑)



それから世界遺産、フォントネー修道院にも行きました。
ここは本当にシンプルかつストイックな修道院・・・

Maryseはほぼガイドです(笑)
現地に着くまでの車の中で運転しながら
あらかたの説明をしてくれ、
中に入ってからもかなり詳しく説明してくれます(笑)
DSCN0225_convert_20090124203230.jpg

フォントネー修道院では、その昔、-30℃の中
一日のうち1時間だけしゃべることを許されて
グループに分かれてディスカッションした後は
ひたすら

祈る
働く


のみだったそうです。
製紙業や、鍛冶場もあり、パンをつくったりもしていたとか。

ここのマリア像はとてもきれいでした。
絵葉書を買いましたがその後すぐに淡路島へ
飛んでいきました(笑)



そして後日Ch.de Bussy Rabutinにも行きました。
場所はモルヴァンだったようです。
モルヴァンは思い入れのある場所なのに
後から気づきました(あほ)

ここは日本ではほとんど説明がされてなくて
わたしも色々検索しましたが本当に
参考になる資料がありません(*_*)

で、Maryseから聞いた話のみでいきます(笑)
この日はいずみさんも一緒だったので
日本語でも説明してもらいました。

この城にはたくさんの小さな絵画があるのですが
これはルイ14世の怒りを買い、この城に
幽閉されたビュシー伯爵の恨みつらみなども
描かれているそうです。

この方は恋愛に関する名言をたくさん残されている方で
かなり恋多き方だったようです。

恋人に送った手紙の中には、他人のうわさ話や
悪口なんかもあったらしいのですが、あるとき
それを本にして出版してしまう人が現れます(笑)

それが咎められてあわれ伯爵は17年幽閉
となったそうです。


たしかこんな感じの話でした。
間違ってたらごめんなさい。


そして今画像アップが非常にしづらいので
一度このままアップします。


もう一か所、映画「ショコラ」の撮影をした村に
行く予定でしたが、これも今回は行けず。
残念でした。

でもわたしはこの観光もAnnemarieのお家に行けたのも
大満足でした。




そして私の格闘の日々が始まったわけですが。

何が大変か。

何なんだろう(笑)

もう全部大変よ(笑)


たとえば他に一緒に勉強する人がいれば、違うんでしょうね。

ペース配分とか、
他の人がする質問からまた勉強できたり、
私の場合「質問はない?」
と聞かれても、質問は・・・ないが
私の脳はまだ質問するに至っておらず
理解が完了していないのだが・・・

といった感じです。


じゃぁ今説明した文法で何かしゃべろう!


と言われてもーーーーー!!!!!


の繰り返しです(笑)
本当に1週目の4日目くらいから本当に初めて習う文法を
やり始めて真っ青。

本当に辛かった・・・
日本帰りたいって何回思ったか分かりません。

ここの勉強方法に残り10日以上あるレッスン、
本当にやってけるのかとかなり不安でした。


よくよく話をきくと、Maryseのレッスンはフルで15日間。
この間にフランス語の文法をほぼやってしまうというものです。
あとは応用。ヴォキャブレールを身につけて、
ロジックそのもののフランス語の文法と組み合わせるだけ。

そう、本当にフランス語はロジック。
Maryseの口癖

「C'est facile (簡単よ)」

「簡単じゃねーーーーよーーーーー!!!」

この繰り返しですわ。

ほぼこんな調子で毎日を過ごし、動詞の活用をブツブツ言いながら
散歩をし(笑)写真を撮って帰ってくる。

スミュールの散歩は本当に気持ちよくてすごい開放感がありました。

DSCN0210_convert_20090124202442.jpg


DSCN0203_convert_20090124200927.jpg


DSCN0222_convert_20090124201616.jpg


わたしは一時期かなり無口になった時期があって、
それは熱心に発音矯正や、冠詞の間違い、
時制や活用の間違いを訂正してくれるのが
どうにもしんどい時期がありました。


Maryseは「なんでもいいから思ったことを口に出してみなさい」
と言うのですが、なにをしゃべればいいものやら・・・

知っている言葉の少なさを痛感しました。

こんなに出来の悪い生徒は今までいたのだろうか
どうしたらこの期間を有意義に過ごせるのかとか。
結構精神的に参っていた時期もありました。

困ったMaryseはスミュールに一人だけ住んでいる
ある日本人女性を紹介してくれます。
そこで、フランスについて、スミュールについて
分からないことを日本語で聞いてみなさい。
とのことでした。


その方はいずみさんといい、ご主人とふたりのお嬢さんと
3年前からスミュールで生活しているそうです。
ご出身は東京。
とくにフランス語を習ったことはないものの、やはり
ご主人がフランス人なので普通にフランス語しゃべれます。


いずみさんに聞いてみたかったのは、Maryseは私が本当に
出来が悪いので困ってるんじゃないのか、という点でした。

しかしいずみさんは

「大学で勉強してる子もやっぱりしゃべれない子が
 ほとんどだよ。大丈夫。それにMaryseは
 メールもちゃんと遅れてたし、ゆっくり聞くと
 正しい文法も答えられるし、もっとしゃべれるはずって
 思ってるみたいよ。
 いい生徒だしって言ってる。」

と言ってくださり、その翌日、CH.de Bussy Rabutinにも一緒に行くことになり
この二日間でわたしは若干気持ちが楽になり、
またがんばろうと思えました。




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。